手話での子育ってどんな感じ?

僕ら夫婦は聴者なので、子供が重度の先天性難聴だとわかった時点で、ゼロから手話を学ぶ必要があると考えた(この辺りは、人によって色んな考え方があるかと思うが)。ただでさえ大変な子育てを手話でやる?手話は全く知らないのだが…これから相当大変になるのだろう、と、妙に他人事のように感じていたことを覚えている。なぜ他人事か?そりゃ、右も左も前も後も、何もわからず、わからなすぎて身近な問題として捉らえることすらできなかったからだ。

とりあえず前に進むしかない。手話を習いに行こう “手話での子育ってどんな感じ?” の続きを読む

ハワイのフラは手話?

ハワイといえばフラ! と多くの人が連想すると思う。テレビとかでハワイの映像を見ると、だいたいフラが出てくるし、最近はフラを習っている人もたくさんいる。あの優雅でゆったりとした踊りだ。ちなみに、僕の母もフラを習っている(母の踊りが優雅かどうかは別として…)。このフラであるが、手話に似ている。 “ハワイのフラは手話?” の続きを読む

指を使って「あいうえお」

手話を勉強していると、指文字というものに出会う。これは、「あいうえお、かきくけこ、…、わをん」という日本語の五十音を指の形で表わすものである。手話教室等で、自分が手話で話すとき、わからない単語が出てくると(しょっちゅうだが…)、指文字で単語等を表現してカバーする。といっても、指文字がスラスラと出てくるレベルでもないので、指文字でカバーすること自体、未だにたどたどしい(練習不足…)。これが難しい場合は、自分の前の空間に指で文字を書く空書きでカバーすることになる。 “指を使って「あいうえお」” の続きを読む

手話の位置付けの歴史

今でこそ、言語として認識され、テレビで見ることも珍しくなくなっている手話であるが、日本では手話が禁止されていた時期があったらしい。最初にこの話を聞いた時は驚いた。しかも、昔の話ではない。ほんの少し前の話だ。どういうことなのだろう?

ざっくりと、ろう教育における手話の位置付けの歴史を概観してみる。 “手話の位置付けの歴史” の続きを読む

日本手話の環境について

日本手話の環境で赤ちゃんを育むことができれば、赤ちゃんは自然と手話によって言語発達をしていく。親や友達といった身近なところにろう者がいれば、自然な手話を覚えることができるのかもしれないが、両親が聴者である場合、このような環境はなかなかないのではないか。

では、両親が聴者の場合、どうすれば良いのか? “日本手話の環境について” の続きを読む

手話による言語発達

一般的に聞こえる赤ちゃんの場合、聴者の親と生活していれば、日本語のシャワーを浴びながら生活することになるのが通常なので、赤ちゃんは自然と「ママ」や「パパ」といった音声言語を覚え、話せるようになる。子育ての中で、我が子の言語発達を確認することは、親としてとても嬉しい瞬間だと思う。

このような、赤ちゃんが自然と言語を覚えていくプロセスは、日本語に限ったものではない。言語であれば、日本語のような音声言語に限られず、日本手話についても当てはまるようだ。 “手話による言語発達” の続きを読む

手話の通訳 

英語やフランス語の通訳をする専門家がいるのと同様、手話にも通訳をする専門家がいる。その公的資格(国家資格ではない)が手話通訳士だ。難関試験といわれている。毎年1000人程度の人が受験しており、受験者数は比較的安定しているが(少ないとも思うが)、合格率にかなりバラつきがある。この5年だけを見ても、合格率2.1%という強烈な年から、20%程度の年まで幅が広い。これはこれで理由が気になる。 “手話の通訳 ” の続きを読む