通常、難聴の赤ちゃんは、病院で生まれ、病院の新生児聴覚スクリーニングで難聴の疑いありとされ、病院で精密検査を受け、事実上の難聴の確定診断を受ける。その後、病院で様々な検査を受けて、補聴器を装用し、場合によっては人工内耳の話へと進んでいく。右も左もわからない不安な親にとって、(他の専門家等からの情報がない場合)病院の先生や病院にいる専門家の言葉は、ある意味唯一の拠り所でもある。そして、自然に身を任せていれば、病院でひとまず完結する。
でも、本当にこれでいいのだろうか? “病院に頼りたいのはやまやまだが…” の続きを読む