ラグビーW杯で印象に残った言葉

※ 東京在住 DENKAさんより寄稿いただきました。

「ラグビーは小さいこと。被災地の皆さん、頑張ってくださいよ」

 1013日、ラグビーW杯ベスト8をかけたスコットランドとの激闘を制した試合直後のインタビューで、日本代表FWトンプソンルーク選手が語った言葉に、胸を打たれました。東日本に大きな災禍をもたらした台風19号が列島を襲った直後に行われた試合。開始前には犠牲者を悼む黙とうが捧げられました。

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日本手話と日本語対応手話

※ 東京在住 DENKAさんより寄稿いただきました。

 私は55歳にして手話を習い始めて現在、5年目となります。うち2年間、管理人さんと教室を共にして学びました。

 手話を始めようと思ったのは、「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」というイベント運営にかかわったのがきっかけです。同コンテストは1984年から始まり35年の歴史を持ちます。当時、一般の高校や大学に聴覚障害者が進学するようになり、高校や大学で手話を盛んに勉強するようになった、といいます。手話の習得やサークル活動に取り組む高校生や大学生の活動を奨励し、手話の普及とボランティア活動、福祉教育の推進を図ることを目的に、コンテストが生まれました。1回目から15回目の1998年までは大学生も出場していました。

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人工内耳とスマホは似ている? 

人工内耳の実物を扱ったことがなく、抽象的なイメージしかなかったときには想像もできなかったが、今では人工内耳という存在が我が家の日常に溶け込んでいる。

人工内耳というものの具体的なイメージがまだなかった頃、とある人工内耳装用児の母親と話していると、「人工内耳の充電はスマホの充電に近いですよ」という衝撃の発言を聞いた。しかも、「そうそう、そんな感じ!」という他の人工内耳装用児の母親の合いの手まで。

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ものすごく共感した文章 ”WELCOME TO HOLLAND” 

結構有名な文章なので知っている人もいるかもしれない。障害のある子供を育てている親が、障害のある子供を育てたことのない人に対して、それがどのようなものなのかを説明した文章だ。詩のような文章だ。僕は最初にこれをテレビで聞いて、是非原文を読みたいと思った。原文を読んで感動したし、ものすごく共感できた。以下原文を掲載するが、あまりにも感動したので、自分で和訳した。原文の後に和訳も載せた。忠実な和訳ではないが、同じ環境にいる者としてそれなりに伝えたいメッセージは訳せていると思う(たぶん)…

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「薬指」じゃないの?

※ 新潟在住 元新聞記者さんより寄稿いただきました。

手話の勉強を始めて2年半がたちます。市が主催する入門講座、基礎講座が終わり(といっても主催者の温情に拠るところが大きいのだが)、今は地域の手話サークルを中心に、自宅では検定のためのテキスト、DVDなどを使って少しずつ勉強しています。

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