補聴器と手話

我が子は、生まれてから半年位で、補聴器を装用し始めた。生後すぐの新生児聴覚スクリーニングで両耳リファーとなり、約3ヶ月後の診断で重い難聴ということがわかり(確定診断)、その後、生まれた病院とは別の病院を紹介されて、補聴器を装用するに至った。難聴の早期発見、早期療養の開始、というレールには乗れていたのだと思う。 “補聴器と手話” の続きを読む

人工内耳の歴史

人工内耳は比較的新しい技術であると聞くが、どれほど新しいものなのだろうか。世界で最初に多チャンネル人工内耳の埋め込み手術が行われたのは1978年らしい…確かに比較的最近の話なのかもしれない、と思いつつ、ふと気付いてしまった…僕の生まれた年と同じ…なんだか複雑な気持ちだ。

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日本のインクルーシブ教育

難聴の子供が通常の学級に通うことをインクルージョンと言うことがあるが、このインクルージョンという言葉はインクルーシブ教育から来た言葉だった。インクルーシブ教育とは、子供は1人1人違い、障害もその違いの1つにすぎないのだから、子供達それぞれのニーズにあった教育をすべき、という考え方だった。 “日本のインクルーシブ教育” の続きを読む

インテグレーションとインクルージョン

難聴の子供を通常の学級に通わせることをインテグレーションという言葉で表現する人が多い。人によってはインテグレーションではなくインクルージョンという言葉を使っている。この2つの言葉は何が違うのだろう? なぜこの言葉が使われているのだろう? よくわからない。 “インテグレーションとインクルージョン” の続きを読む